広島県廿日市市にある歯医者「むらかみ歯科クリニック」

食べられるものが偏りやすい（偏食）

虫歯になるとモノを噛んだときに痛みが伴います。その為、堅いモノを食べなくなったり食事を残すような事に繋がります。一方で食べれるものでおなかを満たそうとするため、栄養も偏り子どもの健康な成長を阻害します。

顎の発達を妨げる

虫歯が痛む為、虫歯になっていない健康な歯でモノを噛むようになります。その為、顎の力が特定のところばかりに集中したり、顎を動かす筋肉が十分に鍛えられなくなるなど、健全な顎の発達を邪魔します。

周囲の歯も虫歯になる

虫歯は虫歯菌によって引き起こされます。その為、虫歯近辺に残っている虫歯菌が、口の中に残っている食べカスなどを栄養源にして繁殖し、すぐ近くの健康な歯にも広がります。

永久歯が生える場所が乱れる

「乳歯は永久歯の生みの母」という言葉があるように、乳歯のうちから虫歯があり、永久歯が生えてくるよりも早いタイミングで抜けてしまうと、両側の歯が抜けた乳歯のところに寄ってきます。そのため下から生えてくる永久歯の生えるスペースが無くなってしいます。また、均等に力が加わらなくなり、顎の骨の発育にも影響がでます。

永久歯の形や色がおかしくなる

偏食などにより、身体や歯の成長の為の栄養が十分に摂取できていないことがあります。そのため、正しい食生活が習慣化されていないことにより、永久歯の育成が不十分なまま生え変わってしまうことがあります。十分に成長していない歯であるため、形きちんと整っていない場合や、色がおかしくなってしまう恐れがあります。

治療を受けずにすむための虫歯予防

虫歯を予防するために、まずはモノを食べたらすぐに歯を磨くようにしましょう。虫歯菌の栄養となる食べカスが口の中に残っていなければ、虫歯菌は大きくは繁殖しません。その他にも、食事習慣、生活習慣など気をつけるべきポイントはいくつかあります。当院から患者さんへは以下のアドバイスをしています。

• 歯や顎の成長を考え、噛みごたえのある硬いものを。
• だらだら食べるのは虫歯の元。時間を決めて食べましょう。
• 虫歯の予防として、キシリトールやノンシュガーを選びましょう。
• 虫歯菌の繁殖を抑えるために、食べたらすぐに歯磨きを。